2011年12月1日木曜日

大学における真のリア充を求めて

間際になってしまいましたが...
イベント告知です!!



大学生活を充実させるってことは、どういう事だろう?

ふとした時に思う、「あれ?大学に何しに来たんだっけ?

大学って何だっけ?
大学におけるあなたの「学び」、またあなたが感じる違和感や疑問。

これでいいのか?何が足りないんだ?といった疑問を、そのままにしていませんか?


今後の学びの質を高め、充実した学生生活を実現していく方法を
大学を構成するすべての視点(学生、教員、職員)から一緒に考えてみよう




講演ゲストの井上史子先生は、帝京大学で”ためになる授業”を実践していらっしゃいます



一弾では大学について多角的に捉え、立場を越えて意見交流し考えを深めていきます


第二弾では、問題分析というワークショップを行い
大学における問題点の分析及び解決策を模索していきます


12/5 16:45〜19:00
井上先生による講演:「教育のパラダイムシフトを、学生の目線で考える」

ワールドカフェ:教職員と学生のかかわり合いについて



12/12 16:45〜19:00

問題分析ワークショップ




※当日はオーガニックのフード&ドリンクをご用意してあります。

お菓子などつまみながら、お話しましょう。

2011年11月13日日曜日

~「いのちの林檎」上映会報告~


こんにちは、田中優×浪岡新太郎対談の日が近くなってきました

が、その前に

いのちの林檎」上映会の報告をしたいと思います。

※告知文はこちら


会場はこんな感じ


会場を作り上げていきます。

楽しげです。


イベントはおかげさまでなかなかの盛況でした!!

そして

~「いのちの林檎」上映~

「いのちの林檎」は化学物質過敏症についてはじめて描いたドキュメンタリー映画

化学物質過敏症とは、微量の化学物質に反応し、多様な症状を引き起こす病気です。

200910月保険適応認定)

詳しくはこちら→http://www.cssc.jp/cs.htmlCS支援センター)

主人公の早苗さんは重度の化学物質過敏症(Chemical Sensitivity=CS

早苗さんは近所のゴルフ場の農薬散布で重症­の化学物質過敏症になってしまいました。

ある日症状が悪化し、水が一滴も飲めなくなりました。

命の危険にさらされた時、木村秋則さんの無肥料無農薬の林檎にめぐりあい、

林檎の水分で、いのちを繋ぐことができました。

予告編


そして映画上映が終わり


藤澤監督、馬場プロデューサー、相根さん、村田さんとの対談です。


(左から、村田知章さん、馬場民子さん、藤澤勇夫さん、相根昭典さん、僕)


中でも日本における健康住宅の提唱者である相根昭典さんのお話は圧倒的でした。

20年以上健康住宅に携わってきた経験と知識、

さらに話すのがとても上手で、間違いなく本物の活動家でした。



「化学物質過敏症になる人の6割は住宅環境が原因で発症している」

「化学物質過敏症は“住原病”(住むところが原因となり発症する病気)」

「日本にある家の99.9パーセントがシックハウスになってもおかしくないような家」



そんな住宅の現状を知り

「一度はこの業界を辞めようかと思った」そうです。

それでも、20年間研究を続け、健康住宅の旗手として活躍し、

CSの人でも住める家を建て続ける相根さんの言葉にはただならぬ重みがありました。


住宅の現状や相根さんの活動について

詳しくは天然住宅のページをご参照ください。⇒http://tennen.org/

よくまとまっていてわかりやすいです。




自身もCS患者でありながら、真鶴町町会議員を務める傍ら、様々な活動をしている
村田知章さん



3.11以後はやはり空気が変わったCSの方々はみんなそう言っています」

3.11以後降り注いだ放射性物質はCSの方々をも苦しめています。

村田さんは原発関連の事もよくご存じでよく原発のこととCSの問題の

類似性についてお話しています。



以前村田さん主催の「化学物質過敏症知ってね☆映画祭」にお邪魔させていただきました。

そのときに相根さんとも初めてお会いすることができ、

そのほかにもCS患者の方とお話しする得難い機会を僕にくれたイベントでした。

その映画祭の時に村田さんが話していました。

周囲の無理解が僕たちの抱える一番の問題。

それを『知ってくれ』、『知らないから悪い』って押し付けて、

対立していては事態は改善しない

だから、『知ってね』ってぐらいがちょうどいいんだ」


二項対立の思考停止状態にとらわれていては現状の改善はあり得ない。

これは、原発の問題にも、僕たちCTCの活動にも通ずるところだと思います。





マイクを持ってお話している
藤澤監督馬場プロデューサー

お二人は制作費がない中でも、放っておけないとCS患者たちを撮り続けてきました。

(左 馬場プロデューサー 右 藤澤監督)

馬場プロデューサー「今、原発の問題、映画ばかりが取りざたされているけれど、

それで他の問題に目を向けないというのは片手落ちのような気がします。」


藤澤監督これは化学物質過敏症について撮った映画だけど、それだけじゃない。
“人間が生きるってのはどういうことか”

っていうのを伝える映画になったと思う。



僕がこの映画に魅せられたのもまさにそこでした。

化学物質過敏症になって従来通りの生活ができなくなってなお

他のCSの人たちの事を思って、カメラにも、撮影スタッフにも反応してしまうのに

自分のようにCSになった人が救われるならと

自分の事を撮ってほしいと言った本作の主人公の早苗さん、


村田さんの主催する

「化学物質過敏症☆知ってね映画祭」でお会いしたCS患者の皆さん、


みなさん、苦しいはずなのに人にやさしくできる。


彼らが自分の生と向き合い、気高く生きている傍らで


「僕はなにをやっているんだろう」

と自責の念に駆られました。



3.11以降、僕は原発について、放射能について勉強しました。

講演会に行き、文献を読み、インターネットで情報を集めました。

しかし、「原発は悪い」という答えに満足し、

「自分は分かっている」という優越感に満足していました。




そのうえで何をするかが重要であったのに

それこそが村田さんの危惧する思考停止であったのに

馬場さんの言った片手落ちの状況であったのに



これは今の僕の世代に共有されうる“気分”であると思います。

常に自分を省察しなければ、すぐに思考停止に陥ってしまうのです。



重要なことは常に真実を追求し、

周囲の無関心を超えて知らせることだと思います。

無理解を超えて伝えることだと思います。


そのために僕は、僕たちCTCは発信していきます。




原発と化学物質過敏症の問題は酷似しています。

原因物質は目に見えません。

権威主義や拝金主義の蔓延するこの社会で真実は封殺されます。






思えば、61日に船堀タワーホールで僕は初めてこのドキュメンタリーを観ました。

化学物質過敏症のことを初めて知りました。

自分が知らないところで、こんな風に社会から排除されてしまう人たちがいる。

今度の田中優×浪岡新太郎対談のテーマにしてもそうです。

自分たちの知らないところで、社会から排除されてしまう人がいます。



僕はその社会を少しでも変えるためにCTCの活動を始め、

今回の映画祭を、田中優×浪岡新太郎の対談を企画しました。

一番の問題は無理解や無関心です。
それを打破するためには、
発信することが大切だと思います。






うすればいいかわからない場合は「いのちの林檎」
自主上映をしてみてはいかがでしょうか。

自主上映についてはこちらから⇒http://www.inochinoringo.com/guidance/index.html







最後に



この上映会は、

明治学院大学平和研究所(PRIMEご協力していただいたことや

このChange The CampusCTC)が結成されたこと

藤澤監督、馬場プロデューサー、相根さん、村田さんとの出会い

多くの幸運に恵まれ、実現されました。



みなさん、本当にありがとうございました!!




これからもCTCの活動にご協力よろしくお願いします。

2011年11月10日木曜日

幸福王国ブータン報告最終回

イベント告知を挟みましたが、ブータン報告の最終回をしたいと思います

最終回では、チベット仏教と農村でのホームステイの様子をお見せしたいと思います

ということでいきなりですが...

どーん!!




なんてとこにあるんだ(笑)



これはお守りです


見づらいけど、滝も壮観でした!
ちなみに旗には祈りが込められていて、なびけばなびくほど願いが叶うそうです


これらの写真は、ブータンでも有名な虎の巣と呼ばれているお寺です
僕が今まで見てきた風景の中でも、圧倒的に美しかった


ブータンは世界で唯一チベット仏教が国教に定められている国です

彼らの生活の基盤にはチベット仏教があり
チベット仏教があるからこそ彼らは豊かさを感じています

仏教の存在が、彼らの精神性を高め、物質主義への転換を防いでいるように感じました

僕が特に宗教に関してすばらしいと思ったのは、ただの信仰心の高さではありません

宗教が社会の秩序を保つ役割があるという事を、人々が教育によって理解しているのです


ブータンには至る所にこのようなお寺がありますが、おもしろかったのはここ

尼さんしかいないお寺です


奥に見えるのは皆女性の尼さんです
学校進学という道を捨てて、尼さんになると決めた子もいました



皆さん想像つきますか??尼さんとして生きる人生

それも、強制ではなく自らの意思で
そしてその生き方に幸せを感じている

ほんとうにすばらしい尼さん方でした

皆さんも今の生き方に疑問を感じたら、自分の生き方を模索してみてください


さて、ここからは、僕が一番報告したかった農村でのお話です

今回、僕はブータンのイビサ村というところに行ってきました

橋を渡って...


これがイビサ村



きれいでしょ??棚田です

家はこんな感じ



初めて歩くあぜ道


僕のホストファミリーです
左からコミ、お父さん、子供とお母さん、僕です


この人はシャーマンです
病人もいないのに、見たいという理由だけで呼んで、きてくれました(笑)


夜はお祭り、キャンプファイヤー


これ、家の窓から撮った写真ですよ(笑)


村では一つのトイレを村人皆で使ったり
電気はほとんどつかえないので9時くらいに就寝(笑)
お風呂が無いから川で体を洗ったりと

いやーほんと僕こういうの大好きなんです(笑)

夜が早いから、みんな早起きしてチーズを作ったり、畑仕事をしたりします

そして僕がこの村で一番忘れられなかったもの...
それがこいつです


そう、ご飯です

正直、ご飯だけは不安でした
初日のご飯を食べたときの感想は...
「これあと5食分か...」なんてため息がでてたんですが...


最終日、ご飯を食べて泣きそうになりました

この写真のご飯、実は彼らにとって最大のおもてなし

ジャガイモに唐辛子、干し肉をいためただけのものですが...
これが日に日においしくなって、今ではもう一生忘れられない味になりました

その理由としては、やっぱり「愛情」です

彼らは、僕らが食べてる間は何も食べません
ただ見て、そしておもてなししてくれるんです

はっきり言えば、僕の方がお金持ちだし、裕福かもしれない
しかし、僕を先進国から来た人ではなく、一人の僕と言う個体として迎えてくれたんです
そして家族のように接してくれました

思えば、ああやって家族でご飯を食べる時間って、日本ではもう全然ない
とても単純だけど、悲しい事です

僕にはイビサ村でのご飯の持つ「あたたかさ」が今でも忘れられない味となっています

今回の旅で一番大きな出来事でした
まさに、「幸せ」を感じる事ので来た時間でしたね


ブータンにもまだまだ問題は山積みのようにあります

しかし、確かにブータンは他のどの国とも違った「可能性」を感じさせてくれる国でした

皆さんも是非、一度訪れてみて下さい

それでは、これでブータンの報告を終えたいと思います

これからもCTCをよろしくお願いします